雨の撮影の準備

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雨の撮影の準備。今回の状況

雨の撮影の準備ということで、状況にもよるが今回のロケ撮影でどのような準備をしたかを紹介する。

まず今回の撮影は、ホームページ制作のご依頼をいただいてる某企業から、写真撮影のご依頼も同時にいただいてる為、その準備を簡単にご紹介。

さて、いろんな業種の企業がたくさんあるが、今回はその中でも軌道工事という特殊な部類。
いわゆる線路の工事、修善、保守などを行うお仕事。そして今回は、数年に一度行われるという一大工事、「切替工事」の現場である。
切替工事は一大工事ではあるが作業できる時間は非常に短い。終電後から始発までの、およそ4時間という非常に短い限られた時間の中で行われるのだ。
もちろん撮影も、深夜から明け方近くまでのハードな撮影となる。

また、ロケ撮影の場合は天候撮影環境も考えなければいけない。
数日前から天気の動向を気にしていたが、不安が的中しドンピシャの雨予報。ロケ撮影は天候次第で延期になったりもするが、今回は雨天決行。コチラも万全の防水対策が必要となる。

カメラの防水対策

カメラは、超広角ズーム用に1台、標準ズーム用に1台、計2台を使用する。
一応カメラもレンズも防塵防滴なので、そのままでもいいが念の為カバーを用意。


雨の工事現場の準備機材

夜の工事現場は、安全が前提なので非常に明るい工事現場用の照明が使用されている。
なのでISO感度を400~800ぐらいストロボなしでも十分と考えられる。
しかし、工事照明が逆光アングルの場合が起こり得るので、失敗写真の予防にストロボの用意は必須である。
いろんな状況を想定して段取りは大切である。

そして、ロケ撮影の心構えで重要なのは、「失敗しない写真を撮る」ということだ。
プロとアマの大きな違いは、「プロは失敗しない」ということが挙げられるだろう。

リュックの中身

このリュックには、出番はないとと思われるが念の為入れてある70-200/f2.8と、クリップオンストロボの予備を3台。
各種予備バッテリなど。また、工事終了後には、作業員の皆さんの集合写真を撮る時にも複数台のクリップオンを使用する。


ショルダーバッグの中身

こちらのバッグには14-24/f2.8レンズと24-70/f2.8レンズ。そしてカメラ2台とストロボ。
真ん中の丸いのは拡散用のディフューザーボールである。こちらは、超広角レンズ使用時にいるかもしれないということで準備。


長尺バッグの中身

こっちの長尺用バッグには、小さめの三脚。ストロボ2台用マウントのついた照明スタンド。150cmのアンブレラである。
150cmアンブレラは、集合写真でも使用するが、それ以外の使い道としての私の待避所にする。アンブレラは照明スタンドと組み合わせ、自立式の傘として使用する。直径150cmあるから十分待避所になる。

この待避所を用意することで、バッテリの交換だったりレンズ交換だったり、雨の中でも作業しにくい事を安全におこなえる。ただ不安なのが、風が強いと厄介だなと思う。もしそうだったらまたそれはそれで別の方法を考えよう。

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